いざという時のために
2009.12.11
みなさん消火器の使い方を知ってますか?
ピンを抜いてレバーを握る。この位はご存知でしょうか。
しかし火災発生時にはあわててしまうもの。いざという時のために先日オアシスで受けた消化設備の研修についてみなさんにもお伝えしたいと思います。
まずは消火器の取扱い方法。
消火器を火元へ持っていく際、特に力のない女性は両手で抱きかかえるようにして持って行くと、足元に落とす危険が減り安全です。レバーの部分を持って運んでしまうと、消化薬剤が出てしまい、火元についた時には空になってしまったなんてこともあります。レバーの部分を持って運ばないよう注意が必要です。
火元に着いたら安全弁を上に引き抜き、ホースを外して先端を握り火元に向け、レバーを強く握ります。力のない人は消火器を地面に立てて体重をかけると押しやすくなります。(画像1)レバーがかたくて動かないと思ったら、落ち着いて安全栓がついたままになっていないか確認しましょう。消化の際にはほうきで掃くように左右にかけます。
ちなみに消化剤が出るのは約16秒から40秒、範囲は4〜10メートルです(容量などによって違いがあります)。消火器は手軽なため初期消火に適していますが、使用できるのは炎が天井面に立ち上がる前までと考え、それよりも大きくなれば速やかに非難することが大切です。
最後にに消火栓の取扱い方法と避難経路を確認して終了しました。
火災が発生時には、気が動転して簡単な使い方なのに使えないという事もあります。
みなさんもいざという時のために消火器の取扱い方法・注意事項など確認してみてください!!
(白川)
画像(1):
地面に置いた際の使用方法
画像(2):
消火栓の使用方法説明
画像(3):
キッズギャラリーにも消火器があります